テスト後も、1時間半に渡って審判の各ポジションについての注意事項が説明された。次から次へと意見や質問が飛び交い、活気がある。しかし、新人である自分は全くついていけない。とても長い1時間半だった。
18時になって、この日の勉強会が終わった。全員、自分の部屋へ移動する。だいたい一部屋五人。自分の部屋にも、計五人の審判が寝泊りする。上は60歳から下は24歳。親と子ほどの年齢差だ。果たして話が噛み合うのだろうか。
自分以外にも、新人があと一人いる。残念ながら、昨季1部から2部へ降格してしまったが、長く1部の常連として鳴らした強豪校、東京大学アメリカンフットボール部(チーム名はウォーリーヤーズ)OBの大谷さんだ。自宅が文京区本郷と聞き、もしやと思ったら、案の定、出身校は東大だった。この日、その自宅からバイクで山梨は清里の地に駆けつけた。途中で大雨に見舞われ、寮に着いた時には泥まみれになっていた。現役時代のポジションは、オフェンスラインと聞き、驚かされる。身長は180センチ近くあり、筋肉質で、首もしっかりしてはいるが、どちらかというと細身に見えた。今でこそ70`まで体重を落としたが、ウォーリーヤーズ時代は、100キロ(!)もあったという。
19時になり、夕食を兼ねた懇親会が始まった。グラス片手に料理にかぶりつく。しばらくして、新人審判の自己紹介の場が設けられた。出身校、現役時代のポジション、そして、なぜか彼女がいるかどうかや、現役時代の審判にまつわる苦い思い出を答えさせられた。新人7人の中で彼女がいたのは、1番最初に自己紹介した東京外国語大学出身の工藤さんだけという悲しい事実が判明してしまった。しかも、工藤さんのポジションは、新人の中で唯一のクォーターバック(QB)。アメフトの花形ポジションだ。おまけに男前である。なるほど、いないわけはないと、会場中も納得である。
酒が入り、周囲のテンションが高くなり、大盛況の中、21時に懇親会が終了。しかし、ここから、2次会へ移行する。予想外に料理が大量に残り、二次会のつまみへと化ける。話の中心は、ベテラン審判の現役時代のことや、自分の審判経験について。みんな、アメフトが大好きであることを痛感させられる。
「もう30年もアメフトの審判やってるけど、始めは、(プレイヤーとして)体が反応しちゃってね。パスが飛んできたら取っちゃったりしてたよ。タックルしたこともあったなあ」。アルコールが全員の口を滑らかにさせる。話題はどんどんアメフトの話へ。
アメフトは反則が起きると、審判がイエローフラッグと呼ばれる黄色いてるてる坊主のような布の塊を、グラウンドへ投げ入れる。今年、審判二年目の大沢さんが言う。「自分は、イエローフラッグがどうも投げづらいんです」。すかさず先輩審判がこう返す。「躊躇はしちゃだめだよ。堂々としてないと選手になめられるし、信頼されなくなるから。強いチームになると、あの審判はファールを取らないとか研究しているしね」。なるほど。審判は誤審をしてはいけなが、それ以上に自信を持って試合を裁かなければならない。
「強いチームの選手は、ファールをするのも上手いんだよ。流れの中でさりげなくやるからこっちも思わず流してしまう。弱いチームは、あからさまなんだ。本人はこれぐらいいいじゃないかって思ってるだろうけど、程度の問題じゃないんだよね」。自分が現役時代に、納得いかないファールを取られた話をすると、そう答えてくれた。
宴会は深夜2時まで延々と行われた。明日もあるということで、ようやくこの宴もおひらきとなった。明日は、9時からまた勉強会が始まる。
合宿二日目(7月3日)、全員朝食を8時半まで済まさなければならない。みんなちゃんと起きてこられるのだろうか。心配は杞憂だった。さすがは、ほとんどが社会人という集団。時間に遅れてくる者は皆無である。しかも、昨日あれだけ飲み食いしたにもかかわらず、全員食欲旺盛だ。バイキング形式なのをいいことに、朝からかなり食べる。
9時になり勉強会が始まる。まずは、今日から合流した者のために、昨日行われた新ルールと変更事項の説明が1時間行われた。昨日からいる者にしたら、内容が重複するが、真剣に話しに耳を傾けるどころか、昨日出てこなかった疑問点などを議論するなど、活気がある。
それを終えると、今度は今年のライスボウル(学生ナンバーワンと社会人ナンバーワンが正月に東京ドームで対戦する試合)、立命館大学パンサーズvs松下電工インパルスの試合のビデオを見ながら、審判の各ポジションの役割やポジショニングについてを学んでいく。画面の中の審判が下すジャッジを、誉めたりけなしたりと笑い声が起きれば、納得のいかない判定や、新人たちにも見習ってほしい場面が出てくると、それを何回も見るなどメリハリがある。2時間近くを費やし、ああでもない、こうでもないと議論が交わされる。新人も早く、この議論に少しでもついていけるよう、頑張らなければと思い知った。
これで、夏の審判合宿の全日程が終了。昼食を終えると、それぞれが、明日から再開するいつもの生活へ戻っていく。夏が終わり、8月になれば、すぐに大学生の秋のリーグ戦が一斉に始まる。公式戦デビューもそう遠くない新人たちは、4部構成の関東大学リーグの3部、もしくはエリアリーグ(4部に相当)に所属するチームの試合を担当することになりそうだ。選手としてアメフトの試合に臨んだ大学生時代は、まさか審判を務める何て思いもしなかった。人生何があるかわからない。そう思いながら電車に揺られ、東京へ戻っていった。
昨日の夕方から降りだしたスコールのような雨が嘘のようだ。6月5日(日曜日)、天気は青空の広がる晴天だった。この日、東洋大学・朝霞キャンパスにて2005年度、日本アメリカンフットボール協会関東審判部による、新人審判養成のクリニックが行われた。
東武東上線・朝霞台駅から歩くことわずか10分、目的地に到着した。周囲は緑豊かで、人ごみばかりの東京の都心とはかけ離れた穏やかな場所だ。
東洋大学が、埼玉県朝霞市を教育の場としたのは1977年。2005年からライフデザイン学部という新たな学部を設け、校舎をリニューアルしたとあって、新鮮味がある。
そんな雰囲気のいい場所で、ホームの東洋大学、ビジターの東京農業大学、大東文化大学の3校による練習試合を舞台に、新人審判が修行をさせていただく。
集合時間は11時。場所は講義棟(2号館)の209号室だ。普段は、朝霞キャンパスの授業、実験、実習の要として機能している。中へ入っていくと各大学の選手たちが、試合に向け、あちこちでスタンバイしている様子が目に飛び込んでくる。入念にストレッチをする者。マネージャーにテーピングを巻いてもらっている者。どの選手も引き締まった顔をしている。廊下に置かれているヘルメットやプロテクターが、戦いが始まる前の静けさを感じさせてくれる。練習試合とはいえ、かなりぴりぴりとした空気が伝わってくる。それでも、目が合えば、全くの赤の他人である自分にも大きな声で挨拶をしてくれるのだ。選手だけでなく、選手のためのスポーツドリンクやテーピングなどの用意にと忙しく動き回るマネージャーたちも同様に。はつらつとしていて気持ちがいい。思わずこちらも失礼のないようにと挨拶を返す。
予定時刻の約20分前に教室へ到着。早くも先輩審判の方々が、白と黒の縦縞で通称「ゼブラ」と呼ばれるジャージに身を包んでいた。笑い声交じりの会話が飛び交い、選手たちとまるで正反対の空気が流れている。定刻が近づくにつれ、新人審判たちが姿を現していく。この日、集まった新人の数は13人で遅刻者はなし。「結構多いなあ」。先輩審判の間からも驚きの声が漏れる。
時計の針が11時を指し、早速、教室内でミーティングが始まる。まずはルールブックを片手に、試合中よく使うジェスチャーの確認。全員立ち上がって、手を交差させてタイムアウトのシグナルをしたり、時計開始の腕を大きく回すシグナルをしたりと、異様な光景が繰り広げられた。
続いて、7人もの審判がフィールドに立つアメリカフットボールのそれぞれの役割についての説明だ。アンパイヤ(U)、レフリー(R)、ラインズマン(L)、ラインジャッジ(LJ)、バックジャッジ(BJ)、フィールドジャッジ(FJ)、サイドジャッジ(SJ)。試合時間は誰が管理する(SJ)のか、キックオフ時は誰がキッキングチーム(U、BJ)を見みて、レシーブチーム(L、LJ)を見たりするのかなど。そんなに審判っていたか。自分も大学時代は、一応プレイヤーとしてグラウンドに立っていたはずなのに、そんな具合である。いろいろ説明されても、正直イメージが浮かばない。途中、やたらと質問する人もいたが、自分はそれどころではなかった。
この日、新人は1グループ3人程度で、各ポジションを回していくことになった。自分の最初に任された配置はLJ。
あっという間に1時間が過ぎ、ミーティングは終了。昼食の時間となり、海苔弁当とシュウマイ弁当の2種類が用意される。不安で食事も喉が通らない。それでも、時間は無常に過ぎていく。試合開始は13時だ。おそるおそるグラウンドへ足を運ぶ。
外は暑さを増しており、立っているだけでもフラフラする。しかし、審判陣よりも先にグラウンドでアップ練習を始めている選手たちはもっと苦しいはず。この炎天下にヘルメットをかぶり、上半身にはプロテクターを着込むと熱がこもり、かなり暑くなるのだ。
それでも、選手たちは大きな声を掛け合い、自分たちのチームを鼓舞していく。ヘルメットとヘルメットがぶつかり合う音が、暑さにひるみそうになる気持ちに鞭を打ってくれた。彼らの闘志がひしひしと伝わってくる。
13時を回り、遂にキックオフ。試合は合計3試合で、1試合12分ハーフで行われる。
第1試合は、東洋大vs大東文化大。この試合、新人審判は先輩方のジャッジを、後ろで説明を受けながら見させてもらうことになった。LJのポジションに入って、まず思ったことは、思った以上によく動くということ。プレー開始地点の延長上のサイドラインに位置し、プレーが始まったらすぐにそれに合わせて動かなければならない。
この時、ライン上でぶつかりそうになるのが、各チームのベンチ陣なのである。興奮してサイドラインぎりぎりまで出てくる、フィールドの選手たちに指示を出すコーチ、味方を叱咤するチームメイト、スコアをつけるマネージャーといった具合だ。自分も選手だった時は、そうだった。
白熱した第1試合はすぐに終わり、早くも第2試合の東洋大vs東京農業大の試合が始まる。今度は、実際に新人もフィールドでジャッジを行うことになった。基本的なことは、第1試合で先輩の動きを観察してわかった気でいたが、実際に入ってみるとかなり慌ててしまった。
アメリカンフットボールはラグビーと違い、オフェンス側に4回の攻撃権が認められている(この辺が野球っぽい)。その4回の攻撃のうちに10ヤード(アメフトはフィールドに5ヤードごとに線がひかれている)前進すると、新たに4回の攻撃権を獲得できる。LJはサイドライン上でオフェンス側のプレーを追い、何ヤード進んだかを判定する。
すぐ後ろで、先輩が親切に的確な指示をしてくれたから助かったようなもの。気合が空回りし、プレーを追い越してしまうことが多々あり、「そんなに必死に追いかけなくていいよ。プレーは後追いで十分だから」とアドバイスを受ける。緊張のせいか、 第1試合と違い、第2試合はかなり長く感じられた。
いよいよラストの第3試合は東京農業大vs大東文化大。わからないことだらけで、しかも炎天下ということもあり、新人審判の表情には疲労感が滲む。ここで、先輩審判が新人を励ます。「みんな水分をきっちりとってくれ。これでラスト。できるだけ多くのポジションに入ってもらうよ」。手渡されたボトルの水を口へ運ぶ。生ぬるく、消毒液の臭いがする。それでも、普段飲む水より一段と喉を潤してくれる。
この試合は、前半はラインズマン(L)、後半は(SJ)としてジャッジした。この日は、LJだけやるものと考えていただけに、頭は真っ白でただただ業務をこなすだけになってしまった。そのせいなのか、予想以上に早く試合が終わってしまったように感じた。
これで解散ではない。これから教室に戻って、今日の試合を、審判がどのように進めていったかをビデオでチェックする。その時間はおよそ1時間で、睡魔との闘いだった。先輩審判は色々笑いながら、ここはああすべきだったとか楽しそうだが、新人は、説明されてもただ頷くことしかできないといった様子だ。
不安で何がなんだかわからないまま、この日の新人フィールドクリニックは終了した。反省としては、あまりにも自分が準備不足だった。ルールブックをもっと読み込まなければいけない。秋のリーグ戦までは、フィールドに立つのに恥じない状態になろうと痛感させられた。
〔2005/6/14更新〕
(冨澤祥太郎)
第1回 審判道・アメリカンフットボール編
何でこんな場所に? 2005年5月22日日曜日、関東学生アメリカンフットボール連盟にてアメリカンフットボール新人審判クリニックが行われた。何と、それは味の素スタジアム内に置かれていた。J1に所属するFC東京と東京ヴェルディ1969のホームグラウンドである。
しかし、あまり知られていないだろうが、味の素スタジアムで行われるのはサッカーの試合だけではない。アメリカンフットボールの試合もやっているのだ! 関東大学No1を決定する大会、クラッシュボウルの決勝戦(2003年から)は、味の素スタジアムで開催されている。また、高校No1を決める大会、クリスマスボウルも、今年は(関東と関西で交互に開催)同競技場で行われる。
京王線の飛田給駅から徒歩5分という交通アクセスのよさ。道のりも単純で初めての人でも、あまり迷わずにたたどり着けるだろう(と思っていたら、予想外の展開が、この後起きてしまう)。しかし、関東学生フットボール連盟は、少し分かりづらい場所にある。というのも、駐車場の真っ只中に、これといった表示もなくポツンとしている。アメリカンフットボールの格好をしたポスターが数枚貼られているだけなのだ。
(ホントにここでいいのか?)おそるおそる扉を開けると、そこには職員の方々が2、3人。「新人審判クリニックの方は、こちらでよろしいでしょうか?」。弱気に尋ねると女性の職員の方が、親切に案内してくれた。開始時間は14時(終了は16時)である。時計の針はちょうど5分前を指していた。すでに10数人のルーキーたちが集まっている。顔ぶれは様々で、年齢層はかなりばらけているようだ。社会人として、もうバリバリ働いてます! 妻子持ちです! という雰囲気の人もいれば、大学を卒業したばかりで、社会人というよりまだ学生にしか見えない初々しさに満ちている人もいる。いかにも、アメフトやっていたという体つきとオーラを放っている人、とてもやっていた風には見えない細身の人などと、バラエティーに富んでいる。
新人審判の資格には規定がある。今日、この場に集まった人たちのほとんどは、関東学生連盟に所属する大学のアメリカンフットボール部のOBである(”ほとんど”というのは、他ならぬ筆者が、部を4年の頭で辞めているので、必ずしも完全なOBでなくてもいいようだ)。まず、大学在籍者であってはいけない(大学院生は可。留年して5年生以降? を迎えている者は対象外)。そして、チームスタッフ(監督、コーチ)でもないこと(競技団体等の役員は兼任可)。各月に最低3日以上の審判員としての活動日を提供する。永続性のあること、などといったことも含まれる。連盟に加盟して21年以上のチームからは2名以上、6年以上20年以下のところは1名を、審判として学校のOBから派遣しなければいけないことになっている(そうしないと、チームがリーグ戦に参戦できないという!)。
席に着くやいなや、一気に7枚もの資料とルールブックを渡された。(これ全部に目を通すの?) 軽い気持ちで臨んでいいただけに、正直、面食らった。14時を回り、いざ、クリニック開始! と思いきや、早速トラブルが発生する。遅刻者4名! 役員の方々の携帯電話に連絡が入る。どうも、道に迷っているらしい。結局、全員集まるにのに時間がかかり、開始時間は30分程遅れた。「はじめての方は分かりづらいかもしれませんが、皆さんもう社会人なのですから、その辺は自覚を持って早めに来るなどしてください」。役員からも不満の声が漏れる。なんとも幸先の悪いスタートとなった。
それでも、いざクリニックが始まると、周囲は締まった。「チームの監督さんから、1年だけでいいからいってこいといわれた人も多いかもしれませんが、そういう人は今すぐ帰っていただいても構いません」。いきなり釘を刺してきた。もちろん、そう言われて帰る人は一人もいない。
そして、いよいよ本題へと入っていく。ますは、夏までのおおまかなスケジュールが発表された。
6月5日(日曜日) 11時:新人審判フィールドクリニック
(場所)東洋大学・朝霞グラウンド
(内容)東洋大学、大東文化大学、東京農業大学の3校による練習試合
7月9日(土曜日)、10日(日曜日) 夏季合宿
(場所)清里清泉寮
ちなみに、どちらも参加が強制されていない。しかし、参加しなければ「(秋の大学)リーグ戦でぶっつけ本番になってしまいます」という役員の言葉は、ぐさりと胸に刺さる。妙な緊張感に部屋が包まれる。差し入れのお茶やせんべいも、すっと喉を通らない。軽いノリでやることは許さん。そんな無言の圧力と審判としての心構えを説かれ、休憩時間へ。濃い40分だった。
トイレ時間をはみ、5分足らずで後半開始。内容が一転する。試合をやるにあたり、審判が何人必要で、それぞれがどんな役割・ポジションを担うのか。曖昧にしがちなルールの注意点などを、具体例を挙げながら説明してくれた。試合は、原則7人制で行われる(6人制、5人制の場合もあり)。
内訳は、レフリー、アンパイヤ、ラインズマン、ラインジャッジ、バックジャッジ、フィールドジャッジ、サイドジャッジの7人となっている。この中で、新人はアンパイヤ以外の全ての役割をやる可能性があるとのこと。
ルールの面では、実際にアメリカンフットボールをやっていた者でも、間違っていることの多い点を指摘された。その1例。アメリカンフットボールはラグビーと違って、攻撃と守備が野球のように分かれている。攻撃側は4回の攻撃権を持っており、その間に10ヤード以上前進すれば、新たに4回の攻撃権を得ることができる。フィールドは、5ヤードごとに線が引かれ、それが目安となっている。オフェンス側の、ボールを持って前進する選手が、タックルなどで倒されると、そこでプレイが一旦途切れ、そこからプレーを再開する。その際に膝を突きながらも、ヤードを稼ごうとボールを持った手を伸ばした場合、開始地点はどこになるのか? 膝を突いた位置か? それより前なのか? 細かい点が多くある(この場合、開始地点は膝を突いた場所ではなく、伸ばした手の先にある楕円形のボールの最先端が、プレーの開始地点となる)。筆者は大学でアメリカンフットボールをやっていたが、正直、その辺を曖昧にしており、その日はじめてそのことをはっきりと知った。何となくボールが基準と思いながらも、確信はしていなかった。
そんなこんなで、初めての新人審判クリニックは、予定時刻の16時に幕を閉じた。外へ出ると、ここへ来るまでの夏のような暑さと強い日差しが嘘のように、空は曇り、雨が降っていた。筆者の拙い説明に、アメリカンフットボールそのもののイメージが沸かないなど、分かりずらいことが多々あったと思う。申し訳ない! 次回は6月5日の新人審判クリニックの模様をお伝えするので、乞う、御期待を!
(余談)週刊少年ジャンプで現在、アメリカンフットボールの漫画が連載されている! 題名は「アイシールド21」。高校のアメリカンフットボールをを舞台にしており、同誌で同じく人気連載中の「テニスの王子様」同様、小中高生を中心にかなりの人気を誇っているとのこと。今年(2005年)4月から、東京テレビでアニメ化もされている(水曜・19時よりO.A.)。アメリカンフットボールをよく知らないけど、これを見てちょっと興味を持ったというという方、もしくは、こんな記事どうでもいいけどアメリカンフットボールそのもに興味を持ったという方、是非、参考にしてみては?
(冨澤祥太郎)